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十勝の主な渓流

十勝川

十勝川 Tokachi River

東大雪の山並みに源を発し、十勝平野を潤す道内屈指の1級河川。
本来多様な生物が棲息するが近年、市街地を流れる河川が避けられない棲息環境の悪化、昨今の釣り人気による釣り人プレッシャー等、場荒れも見られる。
しかしフライフィッシャーならこの懐深いキャパシティを擁し、異国を想わせるこの大河でヘビータックルをフルキャストする釣りを試みる価値は充分にあるでしょう。
そしてその結果、毎年少数ですがフライフィッシャーが、劇的な思い出を持ち帰っています。

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流程 156km
棲息漁 イトウ、ニジマス、アメマス、ヤアマメ、オショロコマ、ブラウン・トラウト、サケ、カラフトマス、ウグイ 水棲昆虫 エルモンヒラタカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、ムラサキトビケラ、エリユスリカ

音更川 Otofuke River

上流域に二つのダム湖を擁しているため水量は決して多くはないが逆に安定した流れを約束し、雨後の濁りも少なく、水棲昆虫の豊富さからネイティブレインボーの育ち易い環境を提供している。 通年実釣シーズンも長く、ある時期のカディスのスーパーハッチに対するライズリングの数には圧倒される。市街地では毎年良型の釣果が聞かれるが、それら生産能力の高い魚体こそは速やかなリリースが望ましい。

音更川

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流程 94K
棲息漁 ニジマス、ヤマメ、ブラウン・トラウト、オショロコマ、アメマス、ウグイ 水棲昆虫 フタスジモンカゲロウ、ヒメフタオカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、カクスイトビ

札内川 Satsunai River

アイヌ語でサツ(乾く)ナイ(川)の通り渇水期もあるが、水質の代表指標(BOD)の測定値に基ずく清流順位で幾度か日本一にランクされた名川。 そのジン・クリアーとも云える清んだ流れの色に、生き延びる為体色を同化せざるを得なかった鱒たちの美しさには息を呑むはずです。

札内川

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流程 82K
棲息漁 ニジマス、オショロコマ、ヤマメ、ウグイ 水棲昆虫 エルモンヒラタカゲロウ、ヒメヒラタカゲロウ、クロタニガワカゲロウ、ウルマーシマトビケラ

利別川 Toshibetsu River

十勝川の流路延長156KMに対し約150KMと流程をほぼ同じくする第一の支流。 岩盤と砂利で構成され雨後の増水で濁りも入り易いが、地元有志の放流保護活動と自然繁殖により世代交代を繰り返したレインボウーの魚影は濃く、岩盤のえぐれに潜み闇を待つスーパーサイズに期待は高まる。

利別川

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流程 150K
棲息漁 ニジマス、アメマス、ヤマメ、オショロコマ、ブラウン・トラウト、ウグイ 水棲昆虫 ヒメヒラタカゲロウ、フタスジモンカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、エリユスリカ

戸蔦別川 Tottabetsu River

今日の十勝のフライフィッシングはこの川の存在によって誕生し発展したと語られている。 地元クラブ有志による30年にも及ばんとする放流活動の結果の安定した魚影、水量、大きな底石、変化に富んだ流れを創り出す地質と、流域によりその表情を変え、それは超一級のロケーションでの釣りを約束されるはず。

戸蔦別川

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流程 43.6km 棲息漁 ニジマス、オショロコマ、ヤマメ、ウグイ 水棲昆虫 フタマタマダラカゲロウ、ヒメヒラタカゲロウ、ウルマーシマトビケラ、ミジカオカワゲラ

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